Deep Purple / Who Do We Think We Are
Warner Brothers (1990/10/25)
売り上げランキング: 180,570
第二期Deep Purpleとしてのラストアルバムです。Deep Purple In Rock,Fireball,Machine Headと発表されたアルバムの後にこのアルバムが発表されてしまったせいもあるのでしょうが、あまり評価は高くないアルバムです。確かに、Ritchieのギターはあまり目立っていないものの、Johnのオルガンはかなりがんばっています。
このアルバムで一番有名と思われるWoman From Tokyoは従来のDeep Purpleファンにお勧めできるギターのリフがかっこいい曲ですが、それ以外は何となく曲を寄せ集めました、というカラーがばらばらです。しかし、Ian GillanとRitchie Blackmoreの確執が一番大きな
時期だったのに、これだけのアルバムが完成するのはさすがです。
投稿者 yoshi | 2005年5月28日01:06 | 個別リンク
2005年5月18日
Spiritual Beggars / demons
トイズファクトリー (2005/03/24)
売り上げランキング: 2,469
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Arch EnemyのギタリストMichael Amottが中心となって作られたヘヴィメタルバンドです。Arch Enemyではデス声の現代的なデスメタルバンドなのですが、こちらは70年代の古き良きハードロック、ヘヴィメタルを彷彿させる曲やメロディです。
Deep Purple、Black Sabbath、Led Zeppelinのおいしいところを集めたような楽曲がずらりと並んでいます。ただ単に焼きまわししているのではなく、上手く自分のカラーにして取り込んでいます。ギターは歪み、キーボードもモジュレーションがかかり、ヴォーカルもシャウトというより、雄たけびのような歌い方で存在感があります。メロディやリフの構成が素晴らしく、はまってしまいます。
投稿者 yoshi | 2005年5月18日21:43 | 個別リンク
2005年5月16日
東京事変 / 教育
東芝EMI (2004/11/25)
売り上げランキング: 1,199
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椎名林檎がソロ活動に区切りをつけ、東京事変というバンドとしての活動を始めました。ベースの亀田誠治、キーボードのH是都M(ヒイズミマサユ機)など、今までの椎名林檎のサウンドにはかかせないメンバー構成です。椎名林檎としての最後のツアーメンバーがそのまま東京事変のバンドメンバーになっているそうです。
サウンドは先行シングルの群青日和や遭難のようなベースやキーボードがうねりまくり、ヴォーカルの林檎がいつもの林檎節で歌いまくり、今までの椎名林檎が好きな人は安心して聞ける曲もありますが、他の曲は本当にバンドサウンドを意識しています。良くも悪くも椎名林檎の印象が薄く、楽器隊の個性がかなり際立っている印象があります。メンバーそれぞれ第一線で活躍する腕のあるミュージシャンなので、聞き応えがあるアルバムになっています。
投稿者 yoshi | 2005年5月16日22:28 | 個別リンク
2005年5月13日
Ritchie Blackmore's Rainbow / Ritchie Blackmore's Rainbow
Polygram (1999/04/27)
売り上げランキング: 8,114
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Ritchie BlackmoreがDeep Purpleを脱退して作ったRainbowのファーストアルバムです。ギター以外のメンバーは、当時Deep Purpleの前座だったELFのメンバーです。ヴォーカルはあのRonnie James Dioです。RitchieはDeep Purple脱退前からELFには目を付けていたようです。
このアルバムは後々のRainbowのアルバムに比べると、インパクトが強い曲は少ないものの、ブルージでRitchieのギターも自由奔放に弾きまくっています。Rainbowのライブではほぼ必ず演奏するMan On The Silver Mountainも収録されています。中世音楽を敬愛するRitchieの色が非常に良く出ていて、アルバムとしての完成度はどのRainbowのアルバムより高いと思います。
投稿者 yoshi | 2005年5月13日00:18 | 個別リンク
2005年5月12日
虹伝説 / 虹を継ぐ覇者
ポニーキャニオン (1998/09/18)
売り上げランキング: 74,168
在庫切れ
日本人によるRainbowのカバーアルバムです。参加しているメンバーは、ギターに梶山章、ヴォーカルに森川之雄、ドラムに工藤義弘、キーボードに永川敏郎、ベースに加瀬竜哉、を中心としています。そこに、スペシャルゲストで、Joe Lynn Turner、David Rosenthalがゲストで参加しています。
発売してすぐ買いましたが、期待が大きかっただけに、普通にカバーしているだけだな、という印象しかありませんでした。ちょっとギターの音も歪みすぎで、全て原曲より半音下げて演奏されているところもがっかりでした。
でも、今聞きなおす機会があり聞いていますが、ここまでカバーしているところを聞くと、これはこれですごいな、と思っています。細部まで徹底してこだわってカバーしているところは思わずにやりと微笑んでしまいます。
投稿者 yoshi | 2005年5月12日00:40 | 個別リンク