Music Deep purple,Rainbow...etc,
Mobile Palm,K-tai, blog BY Yoshi
NET Shopping,Gourmet,Cooking
Diary...etc BY Meg

Burn

★ジャケット画像をクリックするとAmazonの購入サイトへ

Deep Purple / Burn

Guitar : Ritchie Blackmore
Vocal : David Coverdale
Bass/Vocal : Glenn Hughes
Keyboard : Jon Lord
Drum : Ian Paice

<Album Comment>

このアルバムからIan Gillan と Roger Glover が抜けて、David Coverdale と Glenn Hughes が加わっています。いわゆる第三期のメンバーです。

ベースの腕よりも、ソウルフルに歌いこなす Glenn と、ちょっと音程が怪しい部分が多いけど、中音域で聴かせるディープボイスの持ち主の David がメンバーになり、さらに音楽的にも幅が出ました。しかし、Glenn を入れることに関しては、 声が高すぎるという理由で Ritchie は最後まで猛反対だったらしいけど...

全体的にはかなりブルーズよりのアルバムです。タイトル曲こそ今まで通りのクラシカル路線ですが、それ以外の曲はブルージーでソウルフルな曲が多いです。このときにほとんど無名だった David が関与したとは考えにくいので、 Glenn が絡んできていると思います。歌もそこらへんのヴォーカリストよりうまいし、今まで在籍していたバンドもどちらかというとブルーズやファンク路線でしたようなので...

<Song Comment>

Burn

イントロのギターのリフがすごくかっこいいです。このリフがこの曲のすべてを決めています。ヴォーカルが入ったときのドラムはむちゃくちゃ激しくドラムソロ並に叩いています。サビでもヴォーカルが二人でハモっています。(これが嫌と言う人もいますが...) そして、ギターソロがいいのです。Highway Star などに通じる、決めのクラシカルなフレーズはたまらなくかっこいいです。この路線は Ritchie のお家芸と感じるほど、今後のアルバムでもよく聞きます。

Might Just Take Your Life

今までとは少々異なるソウルフルなナンバーです。David と Glenn の声をすごく上手に生かしている曲です。Ritchie はバックでちょこちょこ弾いている程度で、あくまでも声がメインという感じです。二回目のサビの後のの David と Glenn の掛け合いはこのメンバーの Deep Purple の特徴を表しています。

Lay Down,Stay Down

この曲は軽快なナンバーです。これは今までのクラシカルな路線とはいいがたいものがあるけど、イントロから出てくるギターはすごくかっこよく軽快に決めています。ギターソロも速弾きの応酬で安心して聴けます。ここも二人で上手に振り分けて歌っています。交互に歌ったり、二人でハモったりと、ヴォーカルが二人いる強みをふんだんに出しています。

Sail Away

すごく渋いナンバーです。ゆったりしたテンポで、かなり聞かせてくれます。このヴォーカル二人だからこそ、普通の曲でもかなりかっこよくなるのだと思います。深い声にどっぷりはまってしまいます。僕はあまり好きじゃありません。おとなしすぎる...

You Fool No One

これは Ritchie が弾きまくっているノリのいい曲です。かっこいいリフを奏でている、というよりは伸びのあるヴォーカルの後ろで激しく弾いているという感じがします。あくまでもメインはヴォーカルにあると考えられます。しかし、ギターソロでは Jon との決めフレーズがあり、弾きまくっています。

What's Goin' On Here

ブルージーな曲です。Jon が軽快なテンポのリズムをたたき出し、Ritchie がヴォーカルのメロをなぞるという典型的なブルーズナンバーです。こういう曲でも軽々弾きこなすのが Deep Purple がすごくかっこいいところです。サビの二人の声には本当に圧巻です。

Mistreated

これは名バラードでしょう。David の声が一番良く出ていて、本当に甘く優しい声に引き込まれていきます。Ritchie もあくまでもブルージーに弾いていて、ギターソロでも、その甘い雰囲気にすごく合っていてうっとりします。がんがんに弾きまくるのではなくて、あくまでもメロディアスに弾いているところが雰囲気が出ています。二回目のギターソロの手前の David のシャウトでは、ブレスも非常にかっこいいですよ。

"A" 200

Deep Purple では珍しくインストの曲です。といっても、Child In Time や Lazy はソロばかりでインストみたいな曲でしたが... 不思議な雰囲気の曲です。Jon が変わったメロディを奏でています。Jon のソロから Ritchie のソロまであるので充分楽しめると思います。

| Deep Purple in Rock | | Fireball | | Machine Head | | Who Do We Think We Are! | | Burn | | Stormbringer | | Perfect Strangers |
| The House Of Blue Light | | Slaves And Masters |

メインサイト(ksmt.jp)

(C) ksmt.jp